2017年スリランカ探鳥旅行記(2017.9.2〜9)

2017's Sri Lanka birding tour report (2017.9.2~9)

 スリランカのツアーに世界遺産のシギリヤロックも訪問するというコースが新設されたということでしたので、参加することにしました。成田に午前中に集合なので、成田で前泊することにしました。成田の集合場所に着くと、参加者は8名という催行最低人数とのことでゆったりとした旅が楽しめると嬉しくなりました。女性3名、男性5名という内訳で、1名のみ6月の中国でご一緒した方でしたが、他の方々とは初対面です。こういう一般ツアーでは日本全国に鳥の仲間が増えるという楽しみもあります。


9/02:成田からスリランカの(1)バンダラナイケ国際空港へ飛び、近くの(2)ホテルへ。
9/03:ホテル付近で鳥を探した後、シギリヤへ向かい、途中の(3)レストランで昼食。(4)シギリヤロックの近くで探鳥して、(5)ホテルへ。
9/04:ホテル周辺と(4)シギリヤロック周辺で探鳥。(6)パン屋で昼食後、(7)カウドゥラ(Kaudula)国立公園でジープサファリの後、(5)ホテルへ。
9/05:朝食後、(4)シギリヤロックに登る。キャンディに向かい(8)レストランで昼食。(9)ホテルに着いてその周囲で探鳥。
9/06:ホテルで探鳥し、朝食後に(10)ウダワッタカレー公園で探鳥。昼食のパンを買い込んで(11)ペラデニヤ植物園で昼食をとった後に探鳥。(9)ホテルに戻って探鳥。
9/07:ホテルで探鳥して朝食後に紅茶専門店に立ち寄り、キットゥルガラへ向かう。(12)ホテルにて昼食後に(13)周辺で探鳥。
9/08:ホテルで朝食後(13)周辺で探鳥して、ホテルに戻って昼食。その後(14)沿道で探鳥しながら(1)空港に向かった。
9/09:バンダラナイケ国際空港から成田空港に帰って解散、羽田空港を経由して帰宅した。

  • 9月02日(土):成田空港からバンダラナイケ国際空港へ
  • 9月03日(日):ホテルで探鳥後シギリヤへ移動して探鳥
  • 9月04日(月):シギリヤ付近の探鳥とカウドゥラ国立公園でジープサファリ
  • 9月05日(火):シギリヤロック登頂とキャンディで探鳥
  • 9月06日(水):キャンディのホテル・公園・植物園で探鳥
  • 9月07日(木):キャンディのホテルとキットゥルガラで探鳥
  • 9月08日(金):キットゥルガラで探鳥し、探鳥しながらバンダラナイケ国際空港へ
  • 9月09日(土):バンダラナイケ国際空港へから成田空港へ、羽田空港を経て帰宅


  •  首都コロンボのある西海岸に近い場所では何度も雨に降られましたが、雨はずっと降っているわけではなく曇ったり晴れたり雨が降ったりという目まぐるしく変わる天候で、雨の合間にかなりの鳥見をすることができました。スリランカの固有種を14種、固有亜種を30種記録できました。島国での鳥見の楽しさですね。
     世界遺産のシギリヤロックでは快晴でロックに営巣しているハヤブサを観察できました。メンバー8名のうち半数の方がスリランカは2度目ということで、多くのガイドに囲まれた感じで快適な鳥見ができました。特にホテルで同室になったSさんは世界の鳥を4000種類以上を見ておられるという大ベテランで、写真の写し方を含めてたくさんのことを教わりました。
     食事は3食がカレーかと思っていましたが、カレーではないコース料理が何度かあり、ビュッフェ形式のときもカレー以外のものもたくさん用意されていることが多くてとても美味しく頂きました。満月の日にはお酒を売らない、という法律がスリランカにあるということも興味深いことでした。スリランカもまた行きたい場所になってしまいました。
     ガイドの中野さん、現地ガイドのエランガさんと運転手さん、同行メンバーの皆様には大変お世話になりました。厚くお礼申し上げます。

    参照図鑑:D. Warakagoa, C. Inskipp, T. Inskipp, R. Grimmett (2012) Birds of Sri Lanka, Christopher Helm, London

    注:本文中で*が付いた和名は未定なので筆者が命名したものです。


    次のページへ
    野鳥チェックリストへ
    参加者限定の思い出アルバムへ
    鳥種ごとのまとめページへ


    「野鳥を守る」のページへ
    copyright (c) 2017

    inserted by FC2 system