夜半から雨が強く降ってましたが、他の観光客が来る前に行こうということで、5時から朝食で5:45出発というスケジュールです。(1)のキャンプからほぼ南へ進み、(2)のヨリンアム(鷲の谷)渓谷入口には7:20頃到着しました。(3)の渓谷最奥部まで往復を歩いて探鳥しました。午後は(4)の「川」で(5)まで歩いて探鳥し、その後、キャンプに戻って休息し、最後に前日も行った(6)「湿地」で再度の探鳥をしました。
ヨリンアム渓谷は標高が2300mくらいあるので雨がまさかの雪になってましたが、幸運なことにちょうど雪も止みました。しかし、車が1台故障したので、少し手前から歩くことになりました。
ヨリンアム渓谷入口の駐車場です。一面の雪景色です。ヨリンアムは鷲の谷という意味だそうで、そのシンボルがヒゲワシなので、大きな写真がありました。
ここで観察できる野鳥の写真も掲示されてます。
雪山の上に月が出てました。このとき7:45位ですが、経度が104度くらいで日本とは30度程違うので2時間は日の出が遅いのにもかかわらず日本と同じ時刻なので、実際には5:45相当です。
ときどき塚があります。旅の安全を祈願して時計回りに3回まわるそうです。石を3個持って回り、1周ごとに石を1個づつ積むのだそうです。
稜線にヒゲワシやハゲワシ類が沢山留まってるのでじっくり眺めました。
谷は細くなっていきます。
最奥部で記念撮影しました。雪渓は万年雪だそうです。
(2)(3)ヨリンアム渓谷での野鳥等はここをクリックしてください。
我々が探鳥している間に車は修理が済んでました。自分たちで修理できなければやっていけないのでしょう。
午後は「川」へ行きました。南ゴビでの最大の川だそうです。万年雪の渓谷から流れてくるので、一年中水が枯れないようです。
水があるので、南ゴビでは極めて珍しいお花畑がありました。アイリス、アヤメ科の花のようです。
これでも雨が降ったので水量が多いそうです。あちこちで小鳥が水浴びをしていました。旅の安全を祈願する塔が2本立ってます。
塔の拡大写真です。
「川」からキャンプに向かう途中です。道は大草原の中の轍の跡だけです。雨が降ったのでかなりましですが、前を走る車の砂塵がすごいので、車間距離を大きく取ってます。道は凸凹なので、振動がすごくて全身マッサージ状態です。
こんなところでも、イナバビタキやハマヒバリがあちこちにいます。
キャンプに戻って休憩した後に再度「湿地」へ行きました。ここにもアイリスの花がたくさん咲いてました。
(1)キャンプ周辺と(6)「湿地」での野鳥等はここをクリックしてください。
夕食はやはりサラダからスタートです。
この日はスープが続きました。
メインはやはり肉料理です。モンゴルの主食は肉だそうです。家畜はすべて放牧されており、この厳しい気候条件で生えてくる草はすべて薬草といえるので、肉も滋養に飛んでいるとのことです。