2016年モンゴル探鳥旅行記 第2日目 5月19日(木)


 午前中は(1)ホテルを7:30に出発して空港付近の(2)クンノール池にて探鳥し、次に近くの(3)ニセッフの池(空港の池という意味らしい)で探鳥してから、(4)チンギスハン国際空港へ行って国内線に乗りました。


 朝食を早めにしてもらったのでブッフェではなく定食でした。これだけかと思ったら、続いて肉が出てきました。


 これでコーヒーがあれば満足するんですが、モンゴルではどこでもインスタントでした。


 (1)ホテルを7:30に出発しましたが、朝食前にすでにキガシラセキレイを見たという人もいました。


 バスはスフバートル広場の前を通りました。ここには大きなチンギスハーン像があります。


 トロリーバスも走ってますが、これは社会主義時代の名残で徐々になくしつつあるそうです。


 (2)最初の探鳥地のクンノール池です。オオハクチョウが営巣していました。風がとても冷たくて震え上がりました。

クンノール池付近の野鳥などはここをクリック


 (3)次の探鳥地のニセッフ(空港)の池です。ここへは下水が流れ込んでおり、ラグーン式の汚水処理とのことで、地面に染み込ませて処理しているそうです。従って、かなり匂います。冷たい風が吹いてました。

ニセッフ池と空港付近の野鳥などはここをクリック


 (4)近くの空港へ行って国内線の搭乗手続きをしました。預け荷物が10kg以内で、持ち込み荷物が5kg以下の制限があり、すべて計量します。しかしサブバックやウエストポーチ、ぶら下げてるカメラ等は計量されませんので、重量物を身に着けて置けば問題ありません。空港では無料のWiFiが使えます。


 国内線は昨年も乗った50人乗りのプロペラ機、FOKKER-50です。真ん中に写ってるピンクの上着を着た女性は通訳のバヤラさんです。通訳だけでなく細かいところまで行き届いた配慮をして頂き、おかげさまで快適な旅を楽しむことができました。


 ほぼ満席でした。


 昼食は弁当を持ち込みました。日本食の弁当でした。ここでは国内線でも水は機内に持ち込めません。3時間以上のフライトなので、機内サービスでサンドイッチが出されました。


 ホブド空港に立ち寄ります。ここまで3時間半ほどかかりました。ここで30分程留まって乗客が乗り降りします。ウラーンゴムまでの客も降りて足を延ばすことができます。


 ホブド空港は近くに山がある空港です。


 定刻より少し早く、16:30頃にウラーンゴム空港に着きました。ここはウランバートルとは時差が1時間あるので4時間半かかったことになります。


 ウブス湖周辺では、(5)ウラーンゴム空港から3台のランドクルーザーに分乗して、(6)ウラーンゴムのホテルに立ち寄り、(7)大平原や(8)池で探鳥しながら(9)ウブス湖岸まで行きました。夕食をウブス湖近くの(10)レストランで食べた後、(6)のホテルに戻りました。


 (5)ウラーンゴム空港は間近に4000m級のアルタイ山脈が迫る場所です。GoogleMapではウラーンゴム市内近くの南東方向にあるように見えますが、実際には上の地図のポイントで、GoogleMapでは「Ulaangom Airport (correct location)」との表示がありますが分類は「カフェ・喫茶」になってます。

ウラーンゴム空港とホテル付近の野鳥などはここをクリック


 (6)ウラーンゴムのホテル(Hotel Baylag OD)です。通常は6月から営業するところを開けてもらったとのことです。このあたりの標高は900m位のようです。


 (7)大平原の車の跡をたどってランドクルーザーで疾走します。鳥を見つけると停車です。ドライバーはとても目が良くて遠くの鳥を見つけてくれます。


 (8)湖岸に近づくと池が点在します。それぞれの池に違った鳥がいます。池畔のブッシュには小鳥がいます。池の西側には雪が積もった4000m級のアルタイ山脈が迫っています。

ウブス湖までの経路や池付近の野鳥などはここをクリック


 (9)ウブス湖畔に到着しました。モンゴル最大の湖で琵琶湖の5倍ほどの面積があります。世界自然遺産にモンゴルで最初に登録されたそうです。岸辺が白いのは塩で、ぬるぬるしています。標高は750m位のようです。ウブス湖までグループで鳥を見に来た日本人は我々が最初だそうです。


 湖岸ではモンゴルカモメ(キアシセグロカモメ)が沢山営巣していました。風が冷たいので真冬のスタイルです。

ウブス湖岸付近の野鳥などはここをクリック


 (10)湖近くのレストランで夕食を摂りました。大きなゲルです。


 こんな巨大なゲルは初めてです。


 20時に予約してあるということで20時に着いたんですが、どうもそれから料理を作り始めたようでなかなか出てきません。武将気分を味わったりして遊んでました。


 ディナーは牛肉と野菜のいためものです。ご飯がついてます。モンゴルの方もマトンは脂っこいので牛肉の方をよく食べるそうです。


 ホテルには22:30頃到着しました。私の部屋はトイレの電気がつかなかったので修理を頼んで出かけたんですが、修理はされておらず、別の部屋に移りました。ベッドが4台ある部屋でした。寒そうだったので布団を2枚かけて寝ましたが、スチーム暖房を入れてくれたので温かく寝られました。


 この部屋のトイレは電気は点くんですが、シャワー室と共通でシャワーカーテンもありません。右上にお湯のタンクがあるんですが、お湯も沸いてませんでした。ここでシャワーを浴びるとトイレがびしょびしょになるので、お湯を沸かしてシャワーを浴びようとは思いませんでした。鳥さえ見られれば多少のことは我慢できる人種ばかりなので問題ないでしょう。無料のWiFiが使えました。


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